虫歯と歯周病予防
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虫歯と歯周病予防 記事一覧
- 2011年05月27日
妊産婦の歯科治療
女性は妊娠すると、つわりの影響で口腔清掃が不十分となったり、食生活が乱れることにより、口腔内環境が悪化しがちである。
特に、妊娠性の歯周炎が引き起こりやすく、重度歯周病では早産や低出生体重児との関連も指摘されている。
まだ明確ではない部分もあるが、少なくとも妊娠中は歯周病に罹患しやすくなるので、口腔内管理の必要性は高い。
また、う蝕は感染性疾患であるため、ミュータンス菌の伝播元である母親の口腔環境を妊婦の時期から整えることで、子供のう蝕を抑制できるとされている。
よって、妊婦の口腔環境を整えることは、安全な出産やノンカリエスの子供を育てることにも繋がっていく。
う蝕は多因子疾患であり、その予防には
1.正しい食生活
2.歯磨き
3.フッ素の利用
4.歯科医院での定期健診
が大切である。
※う蝕の原因であるミュースタンス菌
お子さんが生後1歳7ヶ月から2歳7ヶ月くらいの間に、周囲の大人から唾液を通して感染(母子感染)することがわかっています。
母子伝播をできるだけ遅らせることが、乳歯のう蝕の予防になります。
妊娠中の歯科治療について
できるだけ定期的(妊娠5~9ヶ月頃)に行うことをお勧めしています。
歯に麻酔注射をしておなかの赤ちゃんに影響しませんか?という質問をよく耳にします。歯科治療に使う麻酔は局所麻酔です。そのうえ血管収縮剤が入っているため、治療をする歯の周辺しか麻酔薬は停滞しません。おなかの赤ちゃんに影響する心配はありません。
- 2011年05月09日
歯磨きと歯の健康について
仕上げ磨きを卒業する9歳くらいから、大人用歯ブラシを使い始めるようになる15歳くらいまでの年齢層は、きちんとブラッシングができていません。そのため歯肉炎のリスクの高まる年代です。
※適切なケアで治せる歯肉炎
歯磨きが不十分な状態が続くと、歯垢(細菌のかたまり)が歯と歯肉の境目に付着し、歯肉の炎症が起きます。これが歯肉炎です。
この段階なら、スケーリングと適切なブラッシングで健康な状態に回復できます。
※治療とともに口の中の清潔が必要な歯周炎
歯垢が歯と歯肉の間に侵入し、歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収を引き起こします。
この状態が歯周炎です。
スケーリングと適切なブラッシングを定期的、継続的に実施することで歯周病の進行抑制をしていきます。
= 毎日の歯磨きで歯周病対策 =
磨き方のポイント
1.毛先を歯面にしっかりと当てます。
2.ブラッシングは力を抜きます。
3.歯ブラシは小さく細かく動かします。
4.磨く順番を決めて、磨き残しが無いようにします。
磨き方のポイントを一緒に学びましょう。
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