虫歯と歯周病予防

アーカイブ | 2012年4月

虫歯と歯周病予防 記事一覧

  • 2012年04月30日

    歯周病予防には、すき間ケアをしっかりしましょう

    歯間ブラシ

    ブラシのサイズ(太さ)は、「SSSサイズ」から「LLさいず」まで6段階あります。

    自分の歯肉のすき間の大きさに合うものを選びましょう。入りにくいところは無理をせずに、デンラルフロスを使いましょう。歯みがきの後に使うと効果的です。

    デンタルフロス


    30㎝くらいの長さに切って、指に巻きつけて使用します。

    ・ワックス付き・・・通しやすく、初めて使う人にお勧めします。
    ・ワックスなし・・・掃除効果が高く、歯垢を落としやすいです。歯と歯の間に勢いよく「パチン」と入れないようにしょましょう。

    糸ようじ


    F型とY型があります。
    F型・・・前歯に使いやすい形
    Y型・・・奥歯に使いやすい形


    歯間掃除用具の勧め方の目安 

      歯間ブラシ 糸つきようじ フロス
    どの年齢の人に?
    概ね40歳代以降
    乳幼児から高齢者まで
    若者向き
    どんな歯の人に? 歯並びにすき間がある

    ブリッジがある
    歯並びにすき間が少ない
    ブリッジがない
    歯と歯の間に治療なし
    歯と歯の間に治療あり
    狙いとする場所は? 歯と歯の間のつけ根
    歯と歯の接触点 ポケットの中
    入口から1~2㎜
    使い勝手は? 爪楊枝感覚で簡単

    爪楊枝感覚だが、糸で歯肉を傷つけない等の工夫を要する

    両手の第1~3指を駆使して操作するので習得に時間を要する
    使った後は? よく洗って乾かす

    ブラシ部分やワイヤーが消耗するまで繰り返し使える
    1回ごとに使い捨て

    (繰り返し使えるタイプもある)
    必要な分量(長さ)を
    毎回使い捨て

  • 2012年04月23日

    8020運動に取り組みましょう

    「80歳で20本以上の自分の歯をの残そう」というのが、8020(はちまるにまる)運動です。

    20本以上自分の歯があると何でも食べ物を噛んでおいしく食べることができます。

    80歳以上で20本の歯を保つことができるように、日ごろからむし歯や歯周病の予防、口腔機能の維持向上に努めましょうう。





    歯ブラシ
    コンパクトヘッドでふつうの硬さのものを選びましょう。交換時期は、毛先の空き具合を見ながら、目安は1ヶ月に1本。

    歯みがき剤
    パッケージの表示をよく読んで、使用目的に合うものを選んで下さい。

    むし歯予防・・・歯質強化・再石灰化
    歯周病予防・・・殺菌・消毒・抗菌作用
    ステイン(茶しぶなどの色素)の除去・・・研磨剤成分

    デンタルリンス
    歯磨剤同様、使用目的に合うものを選んでください。歯みがきの補助として使うものです。これだけでは歯石の除去はできません。歯周病予防には、「薬用」で、殺菌作用、消炎作用などの成分が配合されているものをお勧めします。

  • 2012年04月16日

    たばこと歯周病

    たばこと歯周病

    たばこで歯にヤニがつくように、歯肉も黒く色素沈着します。
    でも、たばこの影響は歯肉が黒くなるだけ?
    喫煙者の歯周病の特徴
    ・磨いても出血しにくい
    ・歯肉が腫れにくい
    ・・・しかし
    ・重病化しやすい
     歯肉の深部や歯を支える骨にまで進行しやすい。
     
    ニコチンの影響
    末梢血管が収縮
      歯肉の血行不良
      酸素や栄養の不足
      歯周組織の抵抗力の低下
      歯周病の発症!    
    悪化!


    歯周病の人が禁煙をすれば
    歯周病の悪化リスクは確実に低下していきます。禁煙によって、歯肉の血の巡りが正常になると、それまで隠されていた歯周病の本来の症状(出血・腫れ)が現れるようになり、治療の効果も上がってきます。

  • 2012年04月02日

    歯周病と全身の関係

    ※歯周病は体のさまざまな病気に影響します。
    歯周病は体のさまざまな病気に影響

    誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
    高齢者の場合、飲み込む機能が低下して、知らないうちに唾液に混じった歯周病菌などが器官や肺にまで入り込み、肺炎を起こすことがあります。

    糖尿病
    糖尿病になると、バイ菌に抵抗する力が低下し、歯周病が発症、悪化しやすくなります。
    最近では、歯周病の治療、管理を行うことで、血糖値が改善したとの報告があり、歯周病と糖尿病には、密接な関係があります。

    心臓・血管系
    歯周病が悪化すると原因菌などが毛細血管に入り込み、血管に作用して動脈硬化や狭心症、心筋梗塞を引き起こすという報告があります。

    低体重児出産・早産
    妊婦が中等度や重度の歯周病にかかっていると、体重の少ない赤ちゃんを早産する割合が高いという報告があります。妊娠中は、歯肉が腫れやすいので、進行させないように注意が必要です。


診療時間

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