虫歯と歯周病予防
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- 2012年06月02日
う蝕予防効果を高めるために
3歳から小学生までの幼少期は乳歯列の完成から、永久歯への交換と口腔状態が変化し、う蝕リスクが高いため、積極的な予防が必要とされます。フッ化物を応用することにより、予防効果が期待されます。
フッ化物は高濃度と低濃度と大きく2つに分類できますが、う蝕予防に対する作用が違うため、両者を組み合わせて行うことが重要です。
※高濃度は歯質強化が目的です。
歯科医院で行うフッ化物歯面塗布です。
※低濃度は歯の再石灰化の促進と脱灰の抑制が目的です。
自宅でフッ化物配合歯磨剤とフッ化物洗口液を行います。
フッ化物配合歯磨剤であっても、使用方法によって予防効果は大きく左右されます。フッ化物配合歯磨剤使用後、洗口回数が多かったり、洗口に使用する水量が多かったりする程、う蝕が多く発生します。
そのため、洗口は多くても3回程度がよいでしょう。そして、就寝前に洗口液でうがいすると、1日の飲食で脱灰してう蝕になりかかった部分が睡眠中に修復され、翌日をきれいな状態で始められます。
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